この絵本、ほとんど「る」の文字しか出てこないんですよね。
「る」以外には「れ」が15文字、「ぐ」が一文字だけ出てくる絵本。
主人がこの絵本を初めて読もうとした時「これどうやって読むと?」って聞かれました。
物語ではないし、文章もなくて「る」だけですからね。
確かに初めて読むときは読み方に悩む絵本だと思います、そこで私はどんな風に読んでいるか紹介しようと思います。
スポンサーリンク
絵本の紹介
見開きには
「これは音の絵本です。
文字の絵本です。
そして、やがてゆったりと
言葉がきこえてくる絵本です。
お話が見えてくる絵本です。」
とあります。
何度も読めば読むだけお話が見えてくる、そんな不思議な絵本だと思います。
ほとんど「る」なので、子どももすぐに覚えて一緒に読んでくれるようになって楽しいですよ。
たくさんの飛行機が出てくるページで、息子は立ち上がり何故か踊りだします。(笑)
0歳でも興味もって読める絵本です。
この音の絵本シリーズは全部で10巻(「んんんんん」「ぽぽぽぽぽ」など)ありますが、なかなか本屋さんでは見かけませんね。
図書館にも全部の種類は置いてないので、私も数冊しか読んだこと無いのですが、「るるるるる」が一番好きでした。
読み方・イメージ
私は飛行機のエンジン音を「る」の音で表わしてある、というようなイメージで読んでます。
飛行機が近づいてくると声をちょっとずつ大きくしみたり、雲に隠れると声を小さくかすれるような声で読んでみたり、暗闇ではダミ声(笑)でちょっと力強く読んだり。
たくさんの飛行機が出てくるとビックリしたような声で「ぐ」と言っています。
そして飛行機が入り乱れるページでは早口で「る」を連呼して、同時に絵本も動かしています。
文字の並び方に合わせて、絵本を動かすのと子どもは喜びますよ。
まっすぐだとそのままですが、文字が斜め上に向かって書いてあったり、波打って書いてあったりするので、同じように絵本も動かす感じです。
妹には「ほとんど『る』しか出てこんのに、面白く読めるお姉ちゃんすごいね」って言われました。
褒められてるのかは微妙ですけど・・・。(笑)
おわりに
絵本の読み方に正解なんてないので好きなように読んでいいと思います。
けどその好きなようにが難しいなと思ったらこの読み方で読んでみてください。
何度も読んでいるうちに、きっと自分なりの読み方が見付かってくると思います。
あとは子どもが喜ぶように、子どもと楽しめるように、お子さんの様子を見ながら色々アレンジしてみてください♪