子どものけんかは日常茶飯事ですよね。
たいていどちらかが泣いてしまってます。
そんなとき、ついつい泣いている子に先に話を聞いてしまいがちじゃないですか?
でも泣かした子に先に話を聞いた方が解決しやすいことに、先生をしているときに気付いたので書いてみようと思います。
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まずは二人に向かって「どうしたの?」
泣かした方が悪いみたいな先入観を持たずに、あくまで中立の立場で声を掛けます。
不思議なことに大抵泣かしてしまった子の方が黙っちゃうんですよね・・・。
自分が悪い悪くないは別にして、泣かしてしまったという後ろめたさがあるんでしょうね。
ここで先に泣いてる子の話を聞いてしまうと、更に泣かしてしまった子は話をしてくれなくなるんです。
話す前に心を閉ざしてしまう可能性もあります。
けがをしてる時は手当てを先にしてくださいね。
「泣いてるみたいだけど、どうしたの?」
先に泣かしてしまった子の方に聞いてみます。
どうして泣いているのか、何があったのかを「あなたを責めているわけではないの、話が聞きたいだけなの」というオーラを前面に出しながら話を聞きます。
そうするとだいたいの経緯を話してくれます。
その後に泣いている子に話を聞いてみます。
「(泣かした子)はこう言ってるけどどうしたの?」
こうすることで割とスムーズに双方の話を聞くことができます。
必ず双方の話を聞いて解決策を考える
お互いに思っていることを話させるのが大事です。
年齢が低ければ気持ちを代弁してあげたり解決策を教えてあげたりします。
4、5歳になってくるとお互いに話を聞いた後(話をさせた後)にどうしたらいいと思う?と聞くだけで、自分たちで解決策を考えられるようになります。
その頃には泣いていた子も泣き止んでいますからね。
ここできちんと自分が思ったことを話せないとなかなか解決にすすまないんですよね。
なんとなくお互いにモヤモヤした気持ちが残ってしまうような・・・。
おわりに
これ兄弟げんかでも応用できますよ、まずはお兄ちゃんお姉ちゃんの方から話を聞いてあげてください。
どうしても年上の方に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから・・・」って言ってしまいがちですが、言わないであげてください。(切実)
なぜなら、小さいときに長女の私が言われて嫌だったからです。(笑)
中立の立場で、怒らず、決め付けずに話を聞いてあげるのがポイントです♪
その方が早く双方の話が聞けるし、仲直りしたり謝ったりするのもスムーズにいきますよ。