砂糖はよくないっていうのは知っているけど、じゃあ具体的に子どもにどう影響があるのかまで知っている人は少ないんじゃないかな?と思います。
幼稚園や保育園で働いていると食育の研修なんかで、砂糖の話があるんですけどね。
絶対使わないほうがいい!とまでは言わないけど、どういう影響があるのか、代用できるものはないのか、知っているだけでも違うと思うので読んでみてください。
ここで言う砂糖は白砂糖、グラニュー糖、三温糖など精製されているものです。
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砂糖の何が悪いのか
砂糖には常習性がある
脳がおいしいと感じ、体が必要としていなくても欲しがるようになり、甘いものをやめられなくなるのです。
小さいときから砂糖を使った甘いお菓子を食べていると,いつまでたっても砂糖を欲しがるようになるんです。
これがいちばん怖いんですよね・・・
欲しがるようになってたくさん食べることでいろんな悪影響がでてくるんです。
低血糖症になる
精製されている砂糖は吸収が早く血糖を急速に上昇させた後はインスリンたくさん出て急速に血糖が下がります。
そうすることで低血糖症になります。
低血糖状態になると、無気力になったり、落ち着きがなくなったり、集中力が続かなくなったりします。
成長に必要な栄養が不足する
砂糖を分解するために骨や歯に含まれているカルシウムやミネラル分が使われたり、
体内で吸収されるときにビタミンやミネラルが必要になるからもともと体内にある栄養素が使われたり。
その結果骨折などが起こりやすくなったり、必要な栄養が足りなくなってしまうことになります。
虫歯や肥満になる
砂糖を欲しがるようになるので、たくさん食べた結果虫歯や肥満になります。
適量はどれくらい?
5、6ヶ月・・・控えた方がいい
7、8カ月・・・一回の食事で2~2,5g
9ヶ月~1歳・・・一回の食事で3g
1歳~6歳・・・一回の食事で4g、1日に10~15g
砂糖の変わりに何を使う?
それでは砂糖の代わりに使うなら何が良いのか?ということで、おススメを紹介します。
- 黒糖・・・さとうきびからできています。粉になっている物が売ってあるので、普通に料理にも使いやすいです。
- 甜菜糖・・・てんさい(砂糖大根)からできていて、寒い地方で採れるものなので体を温める作用があります。オリゴ糖を含んでいます。
- きび糖・・・黒糖→きび糖→砂糖ってな感じで、砂糖ほど精製されていないのでミネラルも残ってます。
A15安心してお使いいただけます。
ボツリヌス菌は、土壌、河川あるいは海洋に広く存在していますが、低酸素状態に置かれると菌が増殖することにより、毒素が発生すると言われています。ただし、このボツリヌス菌は、一定以上の高温で一定時間以上加熱(例えば“120℃4分以上”加熱)されると死滅します。
きび砂糖とプレミアムきび砂糖の製造工程には、加熱処理工程(“120℃4分以上”に相当する加熱)がありますので、万一、ボツリヌス菌が原料に潜んでいたとしても、確実に菌は死滅し、ボツリヌス毒素についても完全に無毒化されます。
また、これら製品の検査を定期的に行っておりますが、これまでボツリヌス菌を検出したことはありません。引用:https://www.nissin-sugar.co.jp/contact/index.html
- メープルシロップ・・・料理よりパンやお菓子作りに向いてます。
- はちみつ・・・ボツリヌス菌が微量含まれていることもあるので、抵抗力の弱い1歳以下の幼児には、与えてはいけません。
黒糖、甜菜糖、きび糖は普段の料理に使うと砂糖より色が濃くなったり焦げやすくなります。
うちでは普段から甜菜糖を使っていますが、パンやお菓子を作るときにはメープルシロップやはちみつを使うようにしています。(大人用)
1歳過ぎてからは息子用のパンにもメープルシロップを少し入れるようになりました。
それまでは粉ミルク、バナナ、りんごを圧力鍋で炊いた物を甘みが必要なときは入れていました、と言ってもパンを焼くときくらいですけどね。
おわりに
一歳を過ぎて初めて市販のボーロをあげたことがあります。
もちろん砂糖が入っていたので、息子にとってこれが始めての砂糖でした。
その時の息子の食いつきっぷりと、欲しがりっぷりがあまりにも強烈で「やっぱり控えよう・・・」と主人と一致団結したくらいです。
適量とはありますが、一度あげてしまうと欲しがるようになります。
なので、小さいうちは最初からできるだけあげない方がいいのかな?と個人的には思っています。
兄弟がいると下の子はなかなか難しいですけどね。
ちなみにうちのおやつはこんな感じ「0歳の赤ちゃんにおやつは必要?あげるならどんなものがいい?」です♪